表現の発展
この展示室では80年代から90年代にかけていっそう成熟し洗練されていく日本のアートシーンを、関西ゆかりのアーティストを中心に紹介する。
また、この時代は日本の経済成長と比例するように広告やそれに関わるグラフィック表現も発展をし、横尾忠則らを筆頭にアートの領域と融合していく。平面構成のアイデアはより自由になり、コラージュや創造性の高い版画作品が数多く登場する。空間や素材への眼差しも深まり、清水九兵衛のような抽象彫刻の旗手も登場する。
沓名美和(キュレーター、東アジア美術史家)
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